2019年6月7日金曜日

回想法WS1 コミュニケーションWS①

6月6日 回想法ワークショップ 担当:土井
本日より「回想法ワークショップ」が始まりました。
今週と来週は、会議室1にて、『コミュニケーションワークショップ』です。
指導してくださる細見先生より、コミュニケーションには言語によるものと、非言語によるものがあることを
お聞きします。今回はこの「非言語」のコミュニケーションをワークを通じて学びます。

参加者は大谷大学の学生・教職員の皆さん、いきセンスタッフ、シニア劇団員メンバーで20名ほど。
まずはお名前を覚えるために円陣になり、「名前ゲーム」を行います。リズムに乗って自分と相手(隣だったり、目のあった人だったり。結構スムーズに流れました。

次は「声を当てる」ゲーム。
5人1組で、1人が後ろを向いた4人の誰かに声を当て、当てられたと感じた人は手を挙げます。
声の大きさで遠くか近くはわかっても、方向を背中に感じるのは難しいです。

次は二人一組になり、2分ずつ相手に話しをします。
その時、聞く方は話している相手の「身振りの特徴」を掴みます。
終わったあと、全員の前で感じた特徴を発表します。

全体的なイメージを捉え、優しい感じ、力強い、かわいらしい、上品、パワフル
という感想もあれば、手がよく動く、頰に手が行く、顔の肉が動く、右の口角上がる、左上を見る癖がある、右上を見る癖がある、
など、仰け反って座っている、手が水平方向に動く、など冷静な観察もあります。

また、詳細な観察から、動作がほとんどないが細かい手の動きが律儀さを感じる、
手で大きさを示し話がわかりやすい、視線があって話しやすい、
目を見て話すので誠実さを感じる、30秒に1回は腕を組むのでちょっと不信な感じもする、
目がくるくる動いて嬉しそうな表情で話されるのがかわいい、
股を大きく開いて喋るのは気持ちがオープンなイメージがする、
など相手の癖から受ける印象も語っていただけました。

コミュニケーションは言葉にならない部分で語るものが大きいことに気づきます。
身体全体で向き合わないと、相手には通じないものなんですね。