2015年10月19日月曜日

京都おさんぽコレクション タイムスリップ・ウォーキング 思い出のまちめぐり(後編)

糺ノ森(ただすのもり)バス停から市バスに乗車、全員で大徳寺前バス停まで移動し、そこからまち歩きの後半です。ここからは、新大宮商店街で生まれ育った、古川豪さん(65歳)が案内役として、街の思い出や街についての逸話を素敵な声で紹介してくださいました。古川さんは、ミュージシャンとしての顔も持つ方で、新大宮商店街の中のオープンスペース『みんなの基地』では、商店街にまつわるオリジナル曲を披露していただきました。
新大宮商店街を北に抜けて、大徳寺の東側を南に下ります。地下水が豊かでその水を使ってお豆腐が作られたお話や、この道が折れ曲がっているところには、かつて石材置き場があったお話など、地域にまつわるお話を聞きながら、船岡山を目指します。



途中では、思い出の場所として「紙屋川」での思い出を語っていただいた、岩崎昭廣さん(72歳)も参加してくださり、紙屋川で遊んだ思い出を語っていただきました。(残念ながら紙屋川は今回見ることができませんでした)船岡山では、がかつてこの山が京の都を建築するときの北の目標(基準)になった話などを伺い、ゴール地点の北いきセンに到着しました。センターでは今回のまち歩きに先立って行われた「思い出のまち」の展示会も合わせて実施し、参加者の皆さんに展示も見ていただきました。

参加者の皆さんにはその展示をまとめたマップもお配りしました。(写真)
この事業は、主に高齢者の方から「場所にまつわる思い出」を伺い、その場所で撮った写真とともに、語っていただいた思い出をまとめて、展示する事業で、今年は当センターだけでなく、北いきセンさんでも行っています。今回のまち歩きで思い出をお話いただいた皆さんは、その聞き取りに協力いただいた方々で、今回のまち歩きにもご協力いただいたのです。ちなみに左京西部いきいき市民活動センターでは、10月24日から展示(『私の昭和思い出マップ展』)を行いますので、そちらも宜しくお願いします。お話いただいたみなさん、貴重なお話ありがとうございました!